お茶を通した、豊かな時間を。。

当店は、宮崎県都城市の閑静な住宅街の中にあります。
都城茶をはじめとする店主厳選のお茶やお菓子、茶器や雑貨などを販売するショップと、様々な種類のお茶と甘味が楽しめるカフェを併設しております。

『日向時間(ひゅうがじかん)』とは、宮崎ののんびりとした県民性を表す言葉です。
本来は「時間にルーズ」的な意味ですが、忙しい日々の中で、また混沌とした世の中で、少しはそんな時間も必要ではないでしょうか?

手間をかけるゆとり。そこから生まれる、癒しや楽しみ。
お茶は、ささやかな豊かさはいつも私たちの身近にあることを教えてくれます。

そんな一時をご提供したり、生活の中でも増やしていただけたら。
また、様々なヒトやコトが出会い交わることで、お茶の新しい魅力や可能性を広げられたら。

そんな想いから、当店は生まれました。

大切な人と。時には自分自身と。
皆様の『日向時間』を見つけるお手伝いが出来ましたら、幸いです。

日本茶専門店 Shop&Cafe
代表 坂元寛之

美味しさの理由

当店の美味しさの理由。それは「銘茶産地であること」。そして「茶問屋の顔も持つこと」です。

産地であること

宮崎県は、実は全国第4位の荒茶生産量を誇ります。(2020年度は約3060t、農林水産省統計参照)
その中でも都城は、県内最大の茶栽培面積と260年以上の歴史を有し、農林水産大臣賞はじめ数々の栄誉を持つ由緒ある産地でもあります。

美味しい茶産地の条件として、

  • 年間平均気温が14~16℃以上
  • 冬季の最低気温がマイナス5~6℃におさまる
  • 夏季の最高気温が40℃を超えない
  • 2~4月と梅雨あけ後の7月中下旬~9月上旬にかけて適度に降雨があり、年間で1500㎜程度の降水量がある
  • 昼と夜の気温差がはっきりしている

などが挙げられます。
ここ宮崎県都城は南九州の温暖さ、そして「霧島」の愛称で親しまれ、深い霧に包まれる山に囲まれた盆地であり、上記の条件をすべてクリアした全国有数の「天恵の茶処」なのです。

茶問屋であること

当店主は、家業の茶問屋としても20年以上のキャリアを積んできました。
「茶問屋」とは、お茶屋にお茶を売る仕事。まさに、プロの目利きが必要とされる仕事です。
お客様(特に都心部)にお茶が届くまでには、おおまかに、

農家→市場→産地問屋→消費地問屋→小売店→大型店(デパート、スーパー等)→お客様

といった流れがあります。当店が位置するのは「産地問屋」。
中間コストを省き、かつ毎年、素晴らしい生産家とその茶葉に身近に出会う環境が整い、さらにその中から厳選したベストを皆様にお届けできる。
当店が胸を張ってお伝えできる、「美味しさの理由」です。

<市場の様子>黒い盆の中にあるのが荒茶の見本です

茶農家から市場へは、「荒茶」(主に単一品種で、茎や粉、葉の大小が混ざった状態のもの)と言われる半仕上げの状態でお茶が運ばれます。

我々茶問屋の仕事は、この荒茶を「外観」「香り」「味」「触感」など五感をフルに使って厳正に審査・評価し、良質の物を見極めること。

そして葉・茎・粉などの種類に選別し、それぞれに適した加減で火入れを行い、お茶を仕上げていきます。

<ブレンド>

また、単一品種のみでは味や香りに偏りが出ることが多いため、相性の良いお茶を探し、バランスと品質を向上させるブレンドを構築し、毎年同じレベルの美味しいお茶を提供し続ける。
これもまた、大きな仕事の一つです。

<市場の様子>黒い盆の中にあるのが荒茶の見本です

茶農家から市場へは、「荒茶」(主に単一品種で、茎や粉、葉の大小が混ざった状態のもの)と言われる半仕上げの状態でお茶が運ばれます。

我々茶問屋の仕事は、この荒茶を「外観」「香り」「味」「触感」など五感をフルに使って厳正に審査・評価し、良質の物を見極めること。

そして葉・茎・粉などの種類に選別し、それぞれに適した加減で火入れを行い、お茶を仕上げていきます。

<ブレンド>

また、単一品種のみでは味や香りに偏りが出ることが多いため、相性の良いお茶を探し、バランスと品質を向上させるブレンドを構築し、毎年同じレベルの美味しいお茶を提供し続ける。
これもまた、大きな仕事の一つです。

こうしてこだわり抜いたお茶のみを、当店は自信を持って皆様にお届けいたします。

歴史ある都城茶

「都城茶」の歴史を紐解いてみると、江戸時代にまで遡ることになります。
当時、都城島津藩の藩医であった「池田貞記翁」は、当時天下一の茶処であった宇治と都城盆地が地形、地味、風土とも酷似していることに注目。自ら宇治に赴いて製茶技術を習得し、以来、都城に茶の栽培を広めたと言われています。
宝暦七年(一七五七年)には、時の桃園天皇にお茶を献上し、御料の菊花ご紋章入りの肥前焼のお茶碗と土器を賜るなど、「都城茶」は名声を博しました。(桃園天皇により下賜された茶器と土器は今でも、都城歴史資料館に保存されています。)
茶葉を蒸して作る煎茶製法が、宇治から最初に伝えられた銘茶処として、都城が全国でも由緒ある産地と言われる所以はここにもあります。

店舗情報

店名日本茶専門店 Shop&Cafe 日向時間
創業平成26年
代表者坂元寛之
主な事業内容お茶・茶器・関連雑貨の販売、および喫茶店運営
所在地〒885-0082 宮崎県都城市南鷹尾町3− 4
TEL0986-77-6943
FAX0986-77-6943
営業時間10:00-18:00(定休日 火曜日)

アクセス

JR日豊本線(佐伯~鹿児島中央) / 西都城駅 徒歩17分(1.3km)
JR日豊本線(佐伯~鹿児島中央) / 五十市駅 徒歩19分(1.5km)
宮崎交通 庄内・高千穂牧場・霧島神宮 竹の下 徒歩5分(380m)

宮崎県都城市南鷹尾町3-40986-77-6943受付時間 10:00-18:00 [ 火曜日除く ]

お問い合わせ お気軽にお問い合わせください。